Search This Blog(ブログ内検索)

Sunday, January 18, 2015

チョコレートの石けん

1月のアンデリーズの石けん講座にご参加くださったみなさま、どうもありがとうございました!お酒シリーズの4回目のテーマはチョコレートリキュールのはずでしたが市販品にいいものがなかったので、カカオニブをブランデーに漬け込んだものを用意しました。今回使ったのはカカオニブの方でしたが、おうちで作るときはブランデーの方もお試しくださいね。煮詰めてアルコールを飛ばすこと、混ぜ始めはゴムベラを使うこと、反応しやすい素材は何度かに分けて入れることの3点を気をつけるときれいにできると思います。

カルバドスに漬け込んだカカオニブ

カカオニブをブランデーに漬け込むっておいしそう!と思った方におすすめ&参考サイトはこちらです!おいしそうなインフューズのレシピがたくさんあり、カクテルだけでなく石けんやコスメの参考にもなりますよ。英語のサイトですが、できあがりの写真とレシピがあるのでわかりやすいと思います。

カカオニブの他に、この時期のおすすめはチョコレートの転写シートです。製菓材料店で扱っていますが、バレンタインの時期には100円ショップでも扱いがあると聞いたことがあります。気温が上がると取り扱いがなくなるので買うなら今のうちです。転写シートをコールドプロセスに使うときは、色が抜けたり、溶けてしまったりしやすいので、きれいに仕上げるにはちょっとコツがいります。簡単にきれいに作りたいならグリセリン石けん(MP石けん)がおすすめです。MPベースを溶かして色や香りを付けたら、転写シートを敷いた型に流すだけです。MPベースが熱すぎると転写シートの模様が溶けますから、気をつけてくださいね。また、模様がプリントされた部分は手で触っても溶けますから、扱うときはプリントのないふちの部分を持つようにしてください。

転写シートを使ったグリセリン石けん(左)
転写シートの切れ端(右)

そしてもうひとつおまけ。バスボムに絵を描くには?というご質問がありましたので、ひとつ考えてみました。抜き型にカララントをつけ、バスボムにスタンプするだけ。基本的には11月に紹介したマイカスタンプと同じやり方です

サランラップで丸めて、少し平らにしてあります。
茶色はココア、ピンクはネオンカラー。

スタンプしたタイミングは、バスボムが固まっているけれど、手で崩せるくらいの固さのとき。抜き型はステンレスの薄いものよりも、プラスチックで厚みのあるものの方がきれいに線が出ましたよ。中に押し込むのではなく、表面に軽く押すような感じです。絵を描くのとはちょっと違いますが、よかったらお試しくださいね。

来月はビールを使って石けんを作ります。どうぞお楽しみに!