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Wednesday, October 19, 2011

「ダイアログ」マーブル模様の話(1)

気になることを気になる人にストレートに聞いてみたい!それがTaosoaplogのダイアログです。
2009年に掲載された第1回めでは、ゆみこさんに手作り石けんの販売について伺いました。
第2回目の今回は「マーブル模様」をテーマに、京都の宇治で石けん教室をしているしゃぼんままさんに、模様の出し方やコツ、心構えなどについて聞いてみたいと思います。
以下、(た)=たお、(ま)=ままさんです。

<1回目>
(た)ままさん、こんにちは!どうぞよろしくお願いします。
実は、「きれいなマーブルができない」とか「どうしたらきれいなマーブルになりますか?」という質問をよく受けるんですね。
それで「きれいなマーブルとはどういう模様ですか?」と尋ねると、「しゃぼんままさんみたいなマーブル」という答えが返ってきます(笑)
宇治で行っている石けん教室でも、マーブルのリクエストは多いと思うのですが、ままさんが思うに、生徒さんが求める「きれいなマーブル」ってどういう模様のことだと思いますか?

(ま)たおさん、こんにちわ!こちらこそよろしくお願いします。
わ〜、マーブルですね。
実際、私が作っている石けんは真っ白なものが多いんですよね。基本的に石けんは、汚れを落とすものですから、着色しなくていいとは思っています。でも何種類かつくった時、間違えないようにということで、コンフェを入れたり、香りのイメージや季節感を表現することで小さな世界ができるので、お楽しみとしてちょっと模様を入れるんです。
でもそのたびに、でき上がったものは様々ですし、マーブルって、どんなふうに混ざり合っていても、その一個づつの表情の違いがあって、一生無二のひとかけらですよね。
どれも愛おしい石けんだと思うのですよ〜。どう出てもOKでしょう?
なので逆に私からみなさんに聞いてみたいです。『ままの見たいな』というのはどういうイメージをお持ちでいてくださるのかな〜?(笑)

教室に来てくださる方は、「ブログの何日のような感じで、あとここがこんなで・・」というリクエストが多いです。
だからたぶん、具体的にどんな模様かというより、頭にあるイメージを表現(模様に)するにはどうしたらいいかとか、どんなふうに型入れすればカットしたり型から出した時の面がイメージのようになるのか、を知りたいのではないかと思います。
なので、まず、お持ちのイメージをお聞きしたいですよね。

(た)私もマーブルってどれも世界にひとつしかない貴重な模様だと思うんですよね。でもやっぱり「マーブル失敗」とか「マーブルがきれいに出ない」という言葉をよく耳にするので、どうやらマーブルにもピンキリがあるらしいと感じるわけです。いろいろ聞いていくと、違う色同士がもやもや混ざり合うよりも、2色のコントラストがはっきりしている方が「きれい」と見られるようだし、線の出方も弱い線がちょろちょろたくさんあるより、くっきりした線がきりっとカーブしている方が好まれるような気がします。あとはどこか規則性があるとか。リズムのある模様とでも言うのかな。そういうのが好まれる傾向がある気がします。でも最終的な好みは人によりけりですね。

(ま)私もたまに見ます。「マーブル失敗」って、でも、写真をみると、え、なんで?って思うんです。もやもやっとしても、色の組み合わせがとても素敵だったり。なのに失敗というのは、きっとその方の思いどおりではなかっただけなのでしょうね。
確かに、規則性だとか、動きのある感じの方が好まれる気はします。

マーブル模様の話(2)へ続く