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Tuesday, December 16, 2008

最近よく作るもの

それはシフォンケーキ。

シフォンケーキ。それはジュエリーとかワインとか、とにかくそういうのと同じくらい、私の暮らしの反対側にある、気高く手の届かないものでした。ですから日系書店で「まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本 」(なかしましほ著/主婦と生活社)を見たとき、そのタイトルにびっくり。だって「まいにち」と「シフォン」って反対語じゃないの?!(私の経験上)お呼ばれしたときに、「まれ」にお目にかかることができる「あれ」じゃないの?!頭の中は「???」です。しかし、タイトルをしげしげ見たあとページをめくると・・意外や意外、この”ごはんのような”シフォンケーキなるもの、なんだか私好み。親しみやすく、健康に良さそうな感じだったのです。これなら背伸びをせずに私でも作れるかな。そう思い、ケーキ作りを普段しない私が、シフォンを「まれ」から「まいにち」にすべく、この本を買いました。挑戦してやろうじゃありませんか、それで育児漬けの生活が潤うなら!ケーキを焼いて日常の反対側へ行ってやろうじゃありませんか!と、そこまで気合いを入れた訳ではありませんが、本の写真がとてもおいしそうだったので〜。

そして週に2、3度、時間を見つけてはいそいそと(注・石けん用ではなく)料理用のボウルや泡立て器を出し、本を見ながらシフォンケーキ作りに励みました。しかし今のところシフォン全敗。すごーくおいしいのですが、生地が本のようにふくらまないし、冷ましている間にかなりしぼんでしまうのです。人に聞いたり、ネットで調べたりしてやり方を変えても、いつも仕上がりは同じです。でも正直言うと型が著者おすすめのものと違うので、それが原因かもしれません。あとはアパートに備え付けのオーブンが大きすぎるのもよくないのかな。ま、腕っていうのもありますね。とりあえず本の通りの型を買うまではシフォン休憩。絶対に一度は成功させたいので、型は同じものを用意して再チャレンジします!

今はシフォンケーキ以外のレシピを試しています。カステラは何度か作りましたが、しっかりふくらみ、しぼむこともありません。シフォンケーキとレシピも作り方も似ていて、ただ薄力粉が強力粉になっただけなのに、なぜふくらむし、しぼまないのでしょう?!うまくできたらできたで疑問が湧いてきます。本当に未知なことだらけ。奥が深いですね。

なかしましほさんのもう一冊の本「もっちりシフォンさっくりクッキーどっしりケーキ—オーガニックなレシピノート」)(文化出版局)も買っちゃいました。人参のマフィン、とてもおいしかったです〜。マフィンは手軽に作れていいですね。

著者の作るシフォンケーキを一度食べてみたいです。サイトを見たら、来年まで注文が一杯で現在予約受付をしていないとか。すごいですね〜。でもますます食べてみたくなりました。


それにしても・・「最近、シフォンケーキにハマってるんだぁ〜♪」と言ってる自分がむずがゆいです。なので、その後に必ず「あ、ごはんみたいにまいにち食べられるやつねっ!」と付け加えています。本のタイトル考えた人、素晴らしすぎです!