having made recipes for workshops ...

１０月下旬〜１１月上旬に日本で行うワークショップに向けて、先週はレシピ作りに追われていました。

今回のレシピ作りで一番の悩みの種だったのは、液体の材料をどうするかということ。８月にイギリスで液体を使ったテロの構想が明るみに出た一件で、液体類の機内持込みは禁止。今までアメリカから材料を持って行くときは、オイルや香料など液体のものは（肌身離さず！）手荷物で機内に持ち込んでいましたが、スーツケースに入れるとなると気圧による液漏れや破損・紛失などが心配です。

半年ほど前から、講習テーマ、講習時間、レシピ点数、興味対象、作業状況（定員数、テーブルがいくつあるか、必要な道具があるかetc）など全体像を考慮に入れながら、おおざっぱにレシピアイディアを考えてありまたが、あらためて材料選びをやり直さなければなりませんでした。これは液体類を持って行かないということではなく、安全を考えて、できるだけ破損などのリスクを減らすための調整です。

まずは仮レシピを作って、日本で揃える材料とアメリカから持って行く材料に区分けして、定員数や講習数にあわせてどの材料をどれくらい用意すればいいのか、材料のリストを作りました。特に液体材料に関しては、複数のネットショップとにらめっこしながら、プラスチック容器なのかガラス容器なのか、容器のサイズはどうか、フタはどういうものなのか、パッキングはどうか、などなどを考えて選びました。このときに、材料がバックオーダーではないか、ミニマムにあうよう他の材料も買い揃えることができるかなどもチェック。そして持って行くのが無理そうなものがあれば、レシピを少し手直ししました。最後に、講習時間や作業状況にあった作り方ができるものか、興味対象にあっているかなどなど、講習の全体像とレシピがあっているかを再確認しました（というのは、細かいことばかり見ていると全体像からずれてしまうことがあるからです）。

そんなこんなで、夜なべをして日曜日にほぼレシピが完成したわけですが、なんと翌日のニュースで液体の機内持込みに関する規則が緩和されるとあるではありませんか！ああ、１日早くニュースに出ていれば・・。しかし、こういう規則はいつ変わるかわかりませんよね。ひとまず満足のいくレシピが完成したので、今から日本でのワークショップが楽しみです。日程は１０月にアップします〜。