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Wednesday, September 20, 2006

banana removes plantar warts!

banana, Musa spp. (Musaceae)

Medical Botanyのクラスでのこと。ハーバリストは時として、とても変わった治療法をするという話題になり、その例としてバナナで足底いぽ(plantar warts)が治った話しをしてくれました。

U先生がまだハーブのクラスを取っていた頃、彼女の婚約者が足底いぼで悩んでいたので、クラスの先生にどんな植物が効果があるかと尋ねたそうです。すると先生は「バナナ」と答えました。バナナの皮の内側の部分をいぼに張り付けておくと、4〜6週間でいぼが取れるというのです。いくらなんでもバナナなんて・・とU先生は半信半疑でした。しかしそれ以上に信じていなかったのは、婚約者のお母さんです。病院で看護士として働いているお母さんは、足底いぼがバナナなんかで治るはずがない!病院で手術しないと治らないわよ!と強く言い張りました。しかしU先生の婚約者はバナナ療法にピンと来るものがあったのか、ジップロック袋にバナナの皮を入れて毎日持ち歩くようになりました。一日に3回バナナを取り替えるときは、袋の皮を取り出し、きれいに四角くカットして患部に張り直したそうです。すると1週間後になんと婚約者の足の裏からポロリときれいにいぼが取れたのです!しかもその瞬間をU先生も婚約者のお母さんも目撃。U先生もビックリしたそうですが、西洋医学を信じきっていたお母さんは特にOoooooh my Goooood!!!!!だったそうです。

化学の専門家たちが研究に研究を重ねて作り上げた処方薬ではなく、本来ならぽいっと捨てられてしまうバナナの皮が、痛い痛い足底いぼを治してしまうなんて誰が発見したんでしょう?確かにハーバリストの中にはとても変わったことを試す人もいるものです。しかし、大切なのはよい結果がもたらされたということ。それがプラシーボだろうが、科学的に実証されていなかろうが、婚約者は治り、U先生はそれを目撃した。その体験は事実であり、嘘偽りはないわけです。