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Friday, February 02, 2001

Know-How ホットプロセス

ホットプロセス
ホットプロセスも様々なバリエーションがありますが、ここではトレースまではコールドプロセスと同じ、簡単な方法を紹介します。リバッチ同様、けん化がかなり進んだ段階でオプション材料を加えるため、色や香り、成分などが苛性ソーダに影響されにくく、熱を外から加えることで鹸化を進めてしまうので、コールドプロセスよりも早く使えるのが利点です。できあがったホットプロセスの石けんを数時間冷ますと粘土くらいの固さになります。これを粘土のようにいろいろな形にすることもできます。私はホットプロセス石けんを丸めてロープをつけてシャワーソープにしたりしています。
<作り方>
1 コールドプロセスの作り方で生地にしっかりトレースが出るまでかき混ぜる。
2 生地の入った鍋を2時間ほど湯煎にかける。この間、湯は弱く沸騰している状態を保ち常に蓋をしておく。30分おきに蓋を開け、熱が石けん生地全体に行き渡るようにへらでゆっくりかき混ぜる。
3 2時間たち、生地がマッシュポテトのようになったら火からおろし、香りや色などオプション材料を加える。
4 型に入れ固まったらできあがり。やわらかいレシピの石けんは固まりにくいので、冷凍庫に入れて固めてから出すとよい。
5 好みの固さになるまで乾燥させる。だいたい2、3週間乾燥させると固くなります。

関連トピック2003年6月のトピック~コールドプロセス VS ホットプロセス
「お風呂で自然エステ」(祥伝社)でもホットプロセスの方法を紹介しています。