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Wednesday, July 08, 2009

ホイップソープ(2)


こんにちは。ガイドの猫たおです。暑いのでこんな格好で失礼します。(実はこれ、昔の写真ですが、今も基本的に同じ姿勢で寝ているので写真を使い回しています。昔の猫たおを見たい方はこちらをどうぞ。

今回はホイップソープの作り方(生地編)を紹介します。
どうぞご覧下さい。

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ホイップソープの作り方(生地編)

・はじめる前に
石けん作りの道具、材料は全部揃えておきます。
*撹拌にはハンドミキサーを使います。

・準備
苛性ソーダ水を作り、粗熱が取れたら、冷蔵庫で冷たくなるまで冷やしておきます。
ハードファッツ/オイルはマーガリンくらいの硬さになるまで冷蔵庫で冷やします。
ソフトオイルも冷たく冷やしておきます。
*夏に作る場合、泡立て用のボウルや小分けにする容器なども冷やしておくのがおすすめです。
*冬に作る場合、材料や道具が常温ですでに冷たい場合は冷蔵庫に入れる必要はありません。

作り方:

1 ボウルに固まった状態のハードファッツ/オイルを加えます。

*夏に作る場合は、冷やす前の油脂をボウルに量り入れ、ボウルごと冷蔵庫で冷やすと便利です。




2 ハンドミキサーで泡立てます。

*ブレンダーや手まぜではたぶん無理です。
*ハンドミキサーは始めはLOWにして数分混ぜ、それからHIGHにして混ぜるのがおすすめ。




3 ソフトオイルを加え、さらに混ぜます。








4 ソフトオイルを加えると、ホイップがちょっとゆるくなります。







5 苛性ソーダ水を加えます。
*苛性ソーダは3、4回に分けて加えます。苛性ソーダ水を少し加えたらミキサーで撹拌、という作業を丁寧に行ってください。
*ハンドミキサーは真っすぐ立てて使いましょう。撹拌中にミキサーが傾いていると、生地がボウルの外へ飛び散る可能性があります。



6 苛性ソーダ水を加え、混ぜたところ。しっかりと泡立った卵白のような状態になっています。
*生地の硬さはお好みで変えてください。マーブル模様など少しゆるめの生地が必要なときは、材料や道具をあまり冷やさない、または6の生地の状態に水を加えるなどしてゆるくします。逆に、ゆるい生地を硬くしたい場合は、ボウルを氷水にあてながら撹拌するのがおすすめです。


 6の状態になったら香りや色をつけて、デザイン作業に入ります。生地はこのままの状態で30分ほど安定しているので、ここから「さあ、何を作ろうかな」と考えても十分間に合います。
 コールドプロセスのトレースが出た状態に比べると、ホイップソープの生地はなぜか肌についてもピリピリが弱い気がします(わざわざ肌につけて試すようなことのないように!)。そのため、生地が肌についても気付きにくいので、特に夏の半袖の時期は、肌についていないか、見て確認するようにしてください。

VERY SPECIAL THANKS TO: J-san