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Thursday, November 15, 2007

イベントあれこれ

10月から年末までは、あれこれとイベントの多い季節です。普段は家にいることの多い私も、この時期はちょこちょこと外出しているので、その様子を少し書きたいと思います。


「WAFU」というバンドの演奏を聴きにスタテン島まで行ってきました。WAFUは和風。演奏中に書道のパフォーマンスがあったり、とても素敵なバンドです。ドラム担当はうちのコドモ・・ではなくて、演奏の後、ドラムをたたかせてもらいました。演奏場所はステンドグラスがとても美しい教会。教会で日本的な音楽を聴くのは不思議な感じでしたが、神聖な雰囲気がとてもよかったです。
スタテン島へは、マンハッタン南端からフェリーに乗って行きました。フェリーが舟場を離れると、背後に摩天楼が、右斜め前方に自由の女神があり、眺めは最高。このフェリーは公的交通機関で、乗客は通勤などに利用しています。フェリーに乗ったときは「私もスタテン島に住みたいなー、船で通勤したいなー。」ウキウキとダンナに夢を語りました。しかししばらくすると船酔いが始まり、スタテン島に着いたときは、「船の通勤、絶対無理。」と小声に。理想と現実のギャップを知るのに30分もかからなかったフェリー体験でした。


ハロウィンのかぼちゃの写真はマンハッタンから電車で北に30分ほど行った、ヴァンコートランド邸にて。ハドソン川沿いにある歴史的な邸宅で、敷地内では19世紀の暮らしを再現して見せてくれます。私が行ったときは、当時の服を来た女性たちがダッチオーブンをいろりにかけて、ビスケットを焼いたり、羊の毛をつむいだりしてました。


11月4日はニューヨークシティマラソンでした。マンハッタン内のマラソンコースではミュージシャンが演奏する場所が10カ所ほど設けられていて、そのうちのひとつハーレムの125丁目&5AVEで、うちのダンナも演奏してました。私とコドモもその付近でマラソン観戦。実は私はマラソンの応援が大好きで、日本人ランナーを見つけては大声で「がんばれええええー!」と叫びました。急に聞こえる日本語にびっくりして、こちらにむかって手を振ってくれるランナーもたくさんいました。コドモも私の真似して「がんばれえええ!」と言ってました。もちろん日本人以外のランナーたちにも応援しましたよ〜。マラソンを見るたびに、来年は私も走るぞ!なんて思うんですけど、その気持ちを継続するのは難しいですね。


ジャパンソサエティでおこなわれたマーサ・スチュワートの講演に行ってきました!Making a Homeというタイトルの講演で、マーサが今まで住んできたアパートや家をどんなふうに、自分のHOMEにしてきたかというような話しでした。ボロボロの家を買って、ペンキを塗ったり、お花を植えたり。そういうのがもともと大好きだったようです。マーサは、アメリカ人の家(HOUSEではなくてHOME)に対する考え方を変えたと言われるほど影響力のある人物。一体どんな人だろうと思っていましたが、本人を見て、話しを聞いて納得です。頭の回転が早いし、話すのは上手だし、ユーモアはあるし。自分が知らなければ人には教えられない、と常に学ぶ姿勢を持っているのも感心しました。
講演のあとは、レセプションでお寿司とワインが振る舞われました。ここにマーサが来ると思いきや、彼女はすでに帰ってしまったようです。講演でばったり会ったSさんと、お寿司を食べながらマーサ話に花が咲きました。


コドモのジャズクラスが始まる前に、タイムワーナービル内をうろうろしてると、何やらイベントらしきものが始まりました。ワインボトルの着ぐるみを着た人がいて、どうやらボージョレ・ヌーボーのイベントのようです。コドモが「あれ、なぁにぃー?」」と尋ねたので、「あれはボージョレ・ヌーボーくんだよ。」と答えました。コドモはその人(ボトル?)がすごく気に入ったみたいで、何度も何度もボージョレ・ヌーボーくんと言ってました。しかし単語が長くて言いづらいのか、繰り返しているうちに「オートミールくん」になってました。ワインボトルの着ぐるみはよほど印象が強かったらしく、家に買ってきてからも、次の日起きてからも「オートミールくん、みたね!」と言ってました。