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Tuesday, October 02, 2007

WeBop!

先週からコドモの音楽クラスWeBop!が始まりました。これはタイムワーナービルのJazz at Linconl Centerにある幼児向けのジャズクラスです。2歳児にジャズ?!って思う人もいるかもしれませんが、これが実に楽しくていいクラスなんです。例えば、キラキラ星やメリーさんの羊を1回目には普通に歌って、2回目はLet's swing!とジャズ風にアレンジして歌ったり。また、A電車に乗ってルイ・アームストロングのうちに遊びに行こう!と先生が言うと、クラス専属のアカンパニストがピアノでTake the A trainをひき始め、先生はサックス、子供たちはシェーカーで演奏しながら、みんなで電車になってぐるぐるまわったり、子供たちも楽しそうです。
Let's take the A train!というと、No! B train!と反抗する子供もいて、そこはさすが2歳児クラス!って感じです。うちのコドモはすごい太鼓好きなので、シェーカーには目もくれず太鼓ばかりたたいてました。それもやはり2歳児クラスならでは、ってところでしょうか。

初回クラスの最後にWhat a wondeful worldという絵本を見せてくれました。



この絵本、世界中の子供たちが一緒になってWhat a wondeful worldという人形劇を作るという設定になってるんです。各ページには、ルイ・アームストロングでおなじみのwhat a wonderful worldの歌詞がフレーズごとに書かれています。ちょっと絵本の中を紹介すると...I see trees of greenで木々が、red roses tooでバラの花が舞台に。下で子供たちが紙で作った木やバラを持っている手が見えます。そしてI think to myself, what a wonderful worldというキメの部分は舞台の外。世界には森や湖があって動物がいて、人形劇の舞台ではルイ・アームストロングがトランペットを吹いている、といった感じです。

先生はこの絵本を読むのではなく、ルイ・アームストロングの歌にのせてページを進めてくれました。最後のYes, I think to myself, "what a wonderful world!"という歌が流れ、絵本が静かに閉じられたとき、親たちはうるうるでした。世界中の子供たちが一緒になって素晴らしき世界を作っていくなんて、それこそなんて素晴らしい世界でしょう。初回のクラスは大人も大満足。もちろん子供たちもたっぷり楽しんだレッスンでした。人見知りのはずのうちの息子も、生の楽器にたくさん触れることができたせいか、とても楽しそうでした。