シャボン玉石けん森田会長

偶然手にした朝日新聞１０月６日（土）の惜別のページに、シャボン玉石けん会長の森田光徳さんのお名前がありました。
ご自身がたまたま石けんで洗濯をしてみたところ長年の悩まされた発疹が消えたこと。以来、当時メインだった合成洗剤をやめ、原料費や手間のかかる石けんだけを扱うようになったこと。売り上げが１００分の１、社員が１００人から５人になっても「自分が使えないものは売れない」と石けんの販売をあきらめなかったこと。短かい記事の中だけでも森田さんの石けんへの熱意や信念が伝わりました。

久しぶり本棚に手をのばし、森田さんの書かれた「自然流『せっけん』読本」（農文協）を開いてみました。ページをぺらぺらとめくってみてもやはり伝わってくるのは、石けんに対するまっすぐで迷いのない想いでした。

シャボン玉石けん会長森田光徳さんのご冥福をこころよりお祈りいたします。