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Sunday, December 09, 2007

たおちゃんが入院しました

うちの猫、たおちゃんが膵炎で入院しました。水曜に頻繁に嘔吐をするようになり、何も食べなくなりました。木曜にかかりつけの獣医さんに連れて行ってから検査検査の毎日でした。X線を見ても、血液や尿検査をしてもすべて正常。ただひとつわかったのは、胃がまったく動いていないということ。X線に写らない異物を飲み込んでいる可能性や癌も考え、獣医さんの紹介でマンハッタンの専門病院へ行きました。そこで超音波検査をしてもらって、ようやく膵臓が炎症していることがわかりました。嘔吐などの症状も膵炎のケースと一致しているとのこと。具合が悪くなってから4日め。やっと原因がわかり治療が始まりました。治療と言っても、絶食して膵臓を休ませることがいちばんの治療なようで、入院の主な目的は点滴です。

あとからネットで調べたら、膵炎はみつけにくい病気のようです。

実は最初に獣医さんに行ったとき、嘔吐が続いていることを話すと「誰かソーイングしますか?」ってまず聞かれたんです。「はい、します。」と答えたら、「針とか糸とか飲み込んでいる可能性もあります。」って言われました。そのときは、カナヅチで頭殴られたぐらいショックでした。うちは小さいコドモもいるし、私自身がホコリなどで鼻炎をおこしやすいので、針や糸くずが床に落ちてることのないようにものすごく気をつけています。でもその可能性もあるかもって言われたとき「そんなはずはない」って思いながら「絶対そんなことはない!」とは言えませんでした。だって現に具体の悪いたおちゃんが目の前にいるんですから。普通は糸で遊んだりする子猫に多い事故だそうですが、もしかして糸が体についてしまって、身繕いをしているときに舐めて飲み込んでしまったんじゃないかとか、もういろんな可能性を考えました。結局、針や糸など異物は見つからなかったのですが、そうわかるまでどれだけ自分を責めたか。でもそうじゃなくてよかった。本当に本当によかった。

あんなに元気のないたおちゃんは始めてですごく心配しました。「たおちゃん」って声かけると、「ニャー」って辛そうに鳴くんです。もしかしたら痛いのを伝えたかったのかもしれません。正直なところ、病名がわかるまでの何日かは結構ひとりでボロボロ涙を流してました。原因がわからなかったから、いろいろ考えすぎました。癌だったらどうしようとか。高齢になってきたからいつかお別れする日が来るんだなと頭で理解していても、それはあくまでも「いつか」の話しで「今」だったら絶対いやなんですよね。まあとにかく病名がわかって少し気持ちは落ち着きました。早く元気になって欲しいです。