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Friday, February 26, 2010

コドモの学校の絵本キルト

コドモの学校では、毎年お母さん(&お父さん)たちが集まってバザー用のキルトを作ります。私も今年度のキルト作りに参加することにしました。キルトのテーマは「お気に入りの絵本」です。各自が好きな絵本の中からキャラクターや挿絵などを選び、そのイメージを20センチ四方のブロックにパッチワークします。

私が選んだのはWhat a wonderful worldというルイ・アームストロングの歌を絵本にしたもの。本の中から世界中の子供たちが虹の前で笑っている絵を選びました。上記の写真がパッチワークになるイメージです。「お気に入り」ということで選んだのですが、後から考えたらとてもパーツの多い絵柄だということがわかりました。キルトのミーティングでは、私の選んだ絵を見た隣の人が"Wow! You are ambitious."と驚きとともに「あらっ、随分と意欲的ねぇ。本当にできるのかしら?」という反応をしていたので、私は急に不安になりました。よく考えたら、どこから始めるのか想像もつかなかったのです。確かに、他のお母さんやお父さん(男性も参加してましたよ!)の選んだ絵は、うさぎ一羽とかお花一輪とか、ひとつの素材ばかり。私はますます不安になりました。
ミーティングでは簡単なパッチワークの仕方を教えてもらいました。でも私のは何をどう取りかかればいいのやら。上記のお父さんはミーティングのあとに教室に残り完成させてしまった、とか、同じクラスのお母さんも一晩で仕上げたとか、みんなの進み具合を聞くと、不安とともに焦りも感じるようになりました。
ミーティングから10日間、考えに考えて、ようやくフレームの部分から取りかかりました。細かい部分を何度もやり直しながら、2週間かかって以下のパッチワークができあがりました。恥ずかしい出来ですが、出来たこと自体がとてもうれしいので写真を載せてしまいます。時間があれば、もう一度ゼロからやり直したいくらいアラだらけです。でも期限はせまっているし、ひとまず絵のイメージに近い感じになったので、このまま提出することにしました。オリジナルの絵は子供たちの目がきりっと素敵なのに、私のはみんな寝起きみたいな顔をしています。全員の顔がそうなっているので、この緊張感のない、だらんとした感じは、私の内面の投影かもしれません(笑)
 
できあがったパッチワークを先生に提出したら、とても喜んでくれました。「どうやってするのかと思ってたのよー。」と言われました。どうやら不安だったのは私だけではなかったようです・・。

みんなが提出したパッチワークのブロックは、先生が全部繋げてひとつの大きなキルトになります。キルトはチャリティのバザーに出される予定です。キルトがどんなふうになるか今から楽しみです。